育毛ブラシは本当に
育毛効果があるの?
育毛ブラシやパッティングマシーンは頭皮の大切な組織を破壊する!
「頭皮の奥の組織にまで刺激を伝えて育毛を促進できる」と育毛ブラシやパッティングマシーンを利用したヘアケアをしている人はいませんか?実はこの方法、間違った育毛法なんです。頭皮への強い刺激は頭皮の奥にある組織の破損や損傷に繋がり、育毛を促進するどころか髪を育てるための大切な要素を失うことになるかもしれません。不明確な情報を鵜呑みにして安易に手を出すのは大変危険です。毛髪のメカニズムを理解した上で、正しい育毛法を学んでいきましょう。ブラシでの育毛法が広まった経緯や実際に行なったときの危険性、サロンでのエピソードなどを紹介します。


育毛ブラシ・
パッティングマシーンに
対する世間の育毛論
頑丈な毛を生やす方法として多くの人に知られている「育毛ブラシ」や「パッティングマシーン」。薄毛を気にしているおじさんがブラシで頭皮をトントンしている姿はCMやテレビ番組でもお馴染みなので、薄毛と言えばブラシと想像する人も多いのでは?ブラシや機械による刺激が頭皮の血行を良くして、育毛にも良い効果をもたらすと考えられています。頭皮への刺激が血行促進に効果をもたらすのは間違いではありません。しかし、ただ力任せに叩くだけでは逆に頭皮を傷つけることになります。そのため『頭を叩くと髪が生える』という噂は正しいとは言えないでしょう。情報を鵜呑みにして間違ったケアをしてしまうと薄毛をさらに進行させてしまいます。安易に育毛ブラシを使用しないようにしてください。
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噂の起源
ブラシやパッティングマシーンが育毛に効果的という噂が広まったキッカケはあるTV番組でした。医師からのお墨付きがある育毛法として、『ブラシで頭皮を叩くことで血行が促進され、髪が生えてくるようになる』と紹介されたんです。この頃ブレイクしていたお笑い芸人がコントにこの話を取り入れ、ブラシで頭をトントンと叩き『こうすれば髪が生えてくるんだ!』とネタにしたことで噂は爆発的に広まりました。しかし過度な刺激は頭皮に大きなダメージを与えるもの。毎日育毛ブラシで頭皮を叩く行為は、髪の毛をつくってくれる細胞を叩き壊し修復する暇を与えていない状態です。髪の毛が成長するどころか抜け落ちてしまってもおかしくありません。
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実際には…
頭皮の下には、柔らかな肉質組織である「皮下脂肪組織」、酸素や栄養素を頭皮全体に行き渡らせる「毛細血管」、新しい髪が育つ場所である「毛包」などさまざまな機能をもつ細胞が備わっていて、これらを皮下組織と呼んでいます。頭皮と固い頭蓋骨に挟まれている皮下組織は、頭皮から強い刺激を受けると潰されて傷んでしまうでしょう。叩き続けていると組織が破壊されてしまうこともあります。大切な組織が失われている状態では髪を蘇らせることはできません。まるで土のない鉢で植物を育てるようなものです。いくら水を与えても根を張る土がなければ植物は育ちません。育毛ブラシやパッティングマシーンはむしろ薄毛を促進させる原因になってしまうのです。
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ルチアサロンでの症例エピソード
高校生の頃に教師から「若ハゲ」と言われて薄毛を気にし始めた男性の話です。数々の育毛剤に手を出すも効果が得られず、ルチアサロンへ相談しに来ました。男性の薄毛の特徴は前頭部の皮下組織がことごとく破壊されていたこと。8年もの間、前頭部へ利用していたパッティングマシーンが原因でした。ルチアサロンでのヘアケアを半年続けたところ前頭部以外の髪は完全回復。しかし、皮下組織が壊れてしまった前頭部は半年を過ぎても回復待ちの状態だったとか。正しいケアをすれば短期間で治るのに、間違った育毛法で皮下組織を壊してしまったがゆえに頭皮の回復に時間がかかってしまいました。育毛ブラシやパッティングマシーンの使用は避け、適切なシャンプーの選定・正しい洗い方を心がけるのが育毛の近道なのです。
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東田 雪子さん
エステティシャン引用元:株式会社ルチア
https://www.lucia-jp.com/ -
- 経歴
- 株式会社ルチア代表取締役
1988年厚生省認可社団法人日本厚生協会認定一級健康美学とエステティック技能士資格取得
1989年第3回サンテ・エステティシャンコンクール優勝
1990年エステティックスペシャルカウンセラー資格取得
その後株式会社ルチアを設立し育毛への研究開発に着手。
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- 薄毛に悩む方へ
- 薄毛は簡単に治ります。エステティシャンとして長年美肌づくりに携わってきた私は、髪と肌の成分が同じと知って、自分の髪の悩みを解消すべく、髪の研究に没頭しました、そして、薄毛が治ることを確信しました。日焼けなどで失われてしまった表皮が再生するように、何らかの理由で失われてしまった髪も、適切な手入れを施せば必ず蘇ります。