薄毛に悩むアナタへ届ける脱毛改善法 髪が生える育毛メソッド

若い年代での育毛剤使用に
対する世間の育毛論

薄毛が気になったとき多くの人が思い浮かべる「育毛剤」による改善方法。父親が薄毛に悩んでいる姿を見て『自分にも遺伝するのでは…』と、まだ髪が生えている10代20代のうちから予防として育毛剤を使用する人が増えています。育毛剤は薄毛になった髪へアプローチする目的で作られたものなので、若いうちから予防のために使用してもあまり効果は得られません。むしろ育毛剤の成分が健康な髪に悪影響を与えてしまう可能性があります。薄毛の進行が深刻でなければ、正しい洗髪で頭皮環境を清潔に保つだけでも対策は可能。わざわざ育毛剤を使用するのはトラブルの原因になりますし、余計な費用をかけることになります。「薄毛には育毛剤」と安易に結びつけず、頭皮の状態に合ったケアを行なっていきましょう。

  • うわさの起源

    以前は薄毛というと50代以上の人が抱える悩みでした。しかし、ストレスの多い社会や生活スタイルの多用化によって若くして薄毛に悩む人が増加。近年では男性の半数以上が若ハゲに悩んでいるというデータもあります。このような情報がメディアから公表され、「若いうちから育毛剤でケアしよう!」という宣伝が行なわれたため、育毛剤で髪をケアする若者が増えたのでしょう。髪が薄くなってきたと感じている人はもちろん、将来薄くなるかもしれないと不安を抱えている若者がこぞって育毛剤を使うようになったという訳です。薄毛になってしまう主な原因は毎日のケア方法に間違いがあるため。回復力の高い若いうちはケア方法を見直すだけですぐに改善が望めます。刺激の強い育毛剤を使用する必要はないのです。

  • 育毛剤の成分についておさらい

    ミノキシジル

    ミノキシジルは、育毛剤に配合されている代表的な成分の一つ。具体的には、大正製薬の「リアップ」シリーズの主要成分として知られています。海外では「ロゲイン」という名のミノキシジル育毛剤が販売されています。

    ミノキシジルの育毛効果に関する診療試験は数多く行われており、それぞれの試験において「明らかな育毛効果が確認された」と結論づけられています。「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」によると、AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症)の患者に対するミノキシジル外用薬(育毛剤)の効果は、最高評価の「A」を獲得しています。

    ただし、なぜミノキシジルが育毛効果をもたらすのかについては、現在のところ、明確には分かっていません

    育毛メカニズムは不明であるものの、育毛効果は確かなミノキシジル。一方で、専門家の間ではミノキシジルの問題的を指摘する声もあります。それが、血圧降下などの副作用。もともとミノキシジルは、高血圧の患者に処方されていた降圧剤です。体質的に低血圧の方が過剰に使用した場合、血圧の極端な低下を招く恐れもあることは否定できません。

    加えて、ミノキシジルの育毛効果には著しい個人差があります。また、たとえミノキシジルで髪が生えてきたとしても、使用を中止すると再び髪は抜けてくる、という弱点も理解しておくべきでしょう[注1]。

    アデノシン

    アデノシンもまた、ミノキシジルと同様に、外用薬としての育毛剤に配合されている有名な成分。資生堂と徳島大学の共同研究から発見された成分で、現在、同社製の育毛剤に配合されている主要成分として知られています。

    共同研究によると、AGAを発症している男性被験者、およびFAGAを発症している女性被験者、ともにアデノシンの使用による毛髪への作用が確認されています。厳密に言えば「髪の毛の量が増える」というよりも、「髪の毛が太くなる」という作用が確認されています。日本皮膚科学会からは、「B」という2番目に高い評価を与えられました。

    一方で、アデノシンはミノキシジルと同じく、血圧を低下させる副作用も併せ持つとされています。もともと低血圧の方がアデノシン入りの育毛剤を過剰に使用した場合、血圧への影響が懸念されるので、薬剤師からしっかりと説明を受けたうえで購入を検討したほうが良いでしょう。

    なお、仮にアデノシンを使用して薄毛が改善してきたとしても、ミノキシジルと同様に、使用を中止すると再び薄毛は進行していきます。 また、日本皮膚科学会はミノキシジルを「A」と評価している以上、ミノキシジルより先に「B」であるアデノシンを使用する合理性がありません[注1]。

    プロペシア

    プロペシアは、恐らく世界でもっとも有名なAGA治療薬。フィナステリドという主要成分を配合したAGA治療のための内服薬です。ちなみにフィナステリドとは、ノコギリヤシという植物を化学加工して作られた成分です。

    フィナステリドの髪の対する効果については、世界中で多くの診療試験が行われています。大半の被験者において、服用1年以内に毛髪への変化が確認されます。日本皮膚科学会では、ミノキシジルと並んで「A」という高い評価を与えています。

    ただし、その効果は「髪が復活する」というよりも、「薄毛の進行を抑える」というもの。プロペシアで髪がフサフサに復活したという事例は、ほとんど見られないのが実情です。加えてプロペシアは、さまざまな副作用が報告されている薬。性欲減退や勃起不全等の男性機能における副作用が多く見られるようです。

    また、女性におけるプロペシアの服用は厳禁。特に妊娠中の女性がプロペシアを服用した場合、胎児に奇形障害が生じる恐れがあるので絶対に飲まないようにしてください。薬に触るだけでも、胎児の成長に悪影響が生じる恐れがあると言われています。そもそもプロペシアは、女性の薄毛には効果がありません[注1]。

    [注1]日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」
    https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

    塩化カルプロニウム

    塩化カルプロニウムは、市販の育毛剤、または医療機関で処方される薄毛治療薬に配合されることがある成分の一つ。ミノキシジルと並び称されることもある、非常に有名な育毛成分です。 もともと塩化カルプロニウムは胃腸薬として処方されていた薬。副交感神経(自律神経の一つ)を刺激し、胃腸の調子を整える作用があるとして、広く利用されている成分です。

    一方で塩化カルプロニウムには、皮膚に塗布することによって、血管を拡張させる働きがあることも判明しています。頭皮に塗れば、頭皮の血管が拡張されて血行が良くなる、といくこと。この作用を利用したものが、園かカルプロニウム入りの育毛剤・薄毛治療薬です。

    「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」(日本皮膚科学会)によると、薄毛治療に対する塩化カルプロニウムの推奨度はC1[注1]。5段階評価の中では、ちょうど真ん中くらいの評価です。

    なお、塩化カルプロニウムを外用することで、皮膚のかぶれや発汗などの副作用を起こすこともあります。使用して皮膚に違和感が生じたら、速やかに医師に相談するようにしましょう。 薄毛対策としての外用薬は、内服薬との併用により一層の効果を発揮するとされています。よって塩化カルプロニウムを使用する場合は、プロペシア等の内服薬との併用がお勧めです。

    [注1]「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」(日本皮膚科学会)
    https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

    デュタステリド

    デュタステリドは、AGA治療薬として世界的に知られる「ザガーロ」に含まれている主要成分。国内では、フィナステリド、ミノキシジルに次いで、厚生労働省が3番目に販売を認可した成分です。 AGAの発症メカニズムに大きく関与している物質は、男性ホルモンの一種であるDHT。

    テストステロン(男性ホルモン)が、5αリダクターゼという酵素の働きでDHTに変質し、毛周期に影響を与えて薄毛を発症させます。この5αリダクターゼには1型と2型の2種類がありますが、主にAGAの発症に影響を与えるのが2型。プロペシアの主要成分であるフィナステリドは、この2型5αリダクターゼの働きを阻害する成分です。

    しかしながらAGA患者の中には、まれに1型5αリダクターゼの影響で薄毛を発症する人も存在します。デュタステリドは、2型に加えて1型の5αリダクターゼにも作用する成分。ある臨床試験では、フィナステリドの1.6倍ものAGA改善効果が確認されたとの報告があります。

    「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」(日本皮膚科学会)では、AGA治療薬としてのデュタステリドの推奨度をAと評価[注1]。フィナステリド、ミノキシジルと並ぶ最高評価を獲得しています。 なお、デュタステリドもフィナステリドと同様に、女性の服用は禁忌。胎児や乳幼児の成長に影響を与える恐れがあるため、特に妊娠中の女性や授乳期の女性は、服用はもちろん薬に触れることもタブーです。

    [注1]「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」(日本皮膚科学会)
    https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

  • 実際には…

    育毛剤は「髪が細くなる」「髪にコシがなくなる」「白髪が出始める」など老化によって弱ってしまった頭皮の細胞へ栄養を届けるために使用するものです。「薄毛を防ぐ=頭皮を清潔に保つ」と育毛剤をヘアケア目的で使用する人がいますが、それは間違い。ヘアケアとは最も豊かで美しい髪の状態をキープすることであり、シャンプーやコンディショナーで頭皮の汚れをきれいに落とし頭皮環境を整えることが基本となります。頭皮の細胞が健康なうちから育毛剤を使用する必要はまったくありません。むしろ過剰に与えられた成分が老廃物となり、さまざまなトラブルを引き起こすことがあります。実際に脱毛が見られたり、頭皮の老化を自覚してから使えば良いでしょう。

  • 育毛剤による被害の報告例

    プロペシアを4年飲んで髪の毛を失った男性

    Aさんは、プロペシアが国内で販売された直後から4年にわたり、医師からの処方を受けて服用を続けました。服用を始めてから2年間は効果を実感したのですが、3年目以降は逆に薄毛が進行し始めました。

    医師に相談しても回答は不明瞭。加えて、夏場でも極度に体が冷えるなど、さまざまな副作用も現れました。副作用を恐れてプロペシアの服用を中止したところ、一気に薄毛が加速。プロペシアを服用して4年で、Aさんの頭髪はほとんど失われました

    ミノキシジルで頭皮がボロボロになったBさん

    薄毛対策としてミノキシジル外用薬を使用していたBさん。使い始めてほどなく、頭皮からフケが大量に出てくるように感じました。第三者に頭皮をチェックしてもらうと、フケではなく大きなカサブタ。カサブタが剥がれるときには、髪の毛も一緒に抜け落ちることが確認されました。怖くなったBさんは、以後、ミノキシジルの使用を中止しています。

    外国の育毛剤を使うことの危険性について

    国内で承認されているプロペシアやミノキシジルよりも、海外で販売されている国内未承認薬のほうが育毛効果は高い、という噂があります。これら噂に頼み、薄毛に悩んでいる人の中には、個人輸入を通じて海外製の育毛剤を購入している人もいるようです。

    国内未承認薬を個人輸入で海外から購入することは、違法ではありません。しかしながら、その薬を使用して被った被害については、すべて自己責任として対応しなければならないことを認識してください。厚生労働省では、国内未承認の医薬品の個人輸入について強く注意喚起しています[注2]。

    海外の育毛剤の中でも最も注意すべきは、ミノキシジルタブレット。通称「ミノタブ」と言われている内服薬です。

    上述のとおり、もともとミノキシジルは降圧剤。外用薬として頭皮に塗るだけならば重篤な副作用は現れないかも知れませんが、内服した場合は、降圧剤とまったく同じ作用を体にもたらします。人によっては極度の低血圧となり、危険な状態を招く恐れがあるでしょう。

    そもそも外国の薬には、偽薬が多く出回っていることが確認されています。「ミノタブ」を始め、外国の育毛剤を個人輸入するのは全く推奨されません。

    [注2]厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

  • ルチアサロンでの症例エピソード

    育毛剤の使用年齢は年々低下していて、ルチアサロンにも「薄毛に悩まないために今から育毛剤を利用したいのでおすすめの育毛剤を教えて欲しい」という10代からの問い合わせや「もっと早く育毛剤を使用していればこんなことにならなかったのでしょうか」という20代からの悲痛な相談が届いているようです。しかも、20代という若さで髪や頭皮に重大なトラブルを抱える人のほとんどが、数種類以上の育毛剤やヘアケアを実践してきた人なのだとか。予防のためにと手を出した育毛剤がむしろ薄毛を進行させる原因になっています。若いうちにすべきヘアケアはシャンプー・コンディショナーだけで十分。むしろ正しいシャンプー・コンディショナーを選び、適切な方法で頭皮を洗うのが薄毛を防ぐために重要なのです。

       
監修者髪と肌の研究者 : 東田雪子さんの紹介
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気になる薄毛の原因は間違った育毛知識?
あなたに合った育毛診断テスト

頭皮のマッサージを意識して
シッカリと髪の毛を洗っている

1 / 5

頭皮の痒みやフケが気になる

2 / 5

髪の毛は薄いのになぜか体毛は濃い

2 / 5

頭皮のケアを意識して育毛剤や
洗浄力のあるシャンプーを利用している

3 / 5

パーマや毛染め、脱色などを行っている

3 / 5

日々の生活で帽子やヘルメットを
被り、よく汗をかく

3 / 5

健康を意識して、サプリメントや
健康食品を常用している

4 / 5

日々の生活にストレスを
感じている

4 / 5

髪に良いとされる育毛法は
とにかく試す様にしている

4 / 5

綺麗に洗っても頭皮の
べたつきや皮脂が気になる

5 / 5

育毛を意識して、機械療法を
定期的に試している

5 / 5

髪を洗う時、指やブラシなどで
頭皮をしげきするようにシャンプーしている

5 / 5

あなたの
育毛危険レベルは…

【解説】
育毛に関する正しい知識と一度サロンでの詳しい診断をお勧めします。
あなたが頭皮の環境を整えるために良しと考え、対応している行いは逆に環境悪化の原因となってしまい、髪と頭皮にダメージを蓄積させている可能性があります。
「汚れを落とす」事を必要以上に意識し、その結果、頭皮の常在菌や頭皮化の細胞を死滅させてしまっているかもしれません。
そもそも頭皮は刺激に弱く、刺激への対抗手段として頭皮がだんだんと厚く・硬くなり新毛が生えにくい環境になってしまいます。
薄毛・抜け毛の状態が改善しない場合、この肌の仕組みが原因と考えられます。
ルチアでは頭皮エステとして、独自のエステ技術「ミラクルクレンジング」を行っており、頭皮診断やカウンセリングによるサポートも対応しております。
頭皮環境の改善に興味がある方はぜひ一度ご確認ください。

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あなたの
育毛危険レベルは…

【解説】
頭皮・頭髪の健康状態が損なわれているかもしれません、
日々の生活の中で髪の毛や頭皮に対するダメージが蓄積し、頭皮の環境が悪化してきている可能性があります。
髪の毛は本来人間の機能として自然に生えてくるものですが、誤ったシャンプーの方法や髪の毛に対する認識が、薄毛や抜け毛に繋がる原因になっているかもしれません。
髪の成長に必要んあ条件は「清潔で健康な頭皮からの皮膚呼吸」「丈夫な血管からの栄養補給」が整っていれば改善できます。
シャンプー剤の選択ミスや、間違った手入れによる肌トラブルを回避すれば、毛周期に合わせて髪の毛は健やかに発毛してきます。

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あなたの
育毛危険レベルは…

【解説】
薄毛予防の為に「正しい育毛法」を知り、薄毛にならない為の知識を身に着けましょう。
現在の状況において髪の毛や頭皮へのダメージは少ないと予想できますが、誤った育毛法を続けてしまうことで、後々影響がでてきてしまう事も考えられます。
髪を生やすうえで必要となる条件はな何か?どういった行動が髪の毛に悪影響を及ぼし薄毛・抜け毛を招いてしまうのけ、正しい情報と知識から今ある髪の毛のケアに努めていきましょう。

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