種類別に薄毛の原因を理解して
正しく育毛する


進行のしかたで理解する薄毛の種類と、原因に関する誤った知識
このページではM字タイプ・O字タイプ・U字タイプなど薄毛の種類別に進行のしかたなどをまとめてみました。
また、薄毛の原因で誤った認識のある点についても、改善に役立つような正しい知識を紹介しています。

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M字型の進行
いわゆるM字ハゲと呼ばれる形状で、額の左右こめかみ部分の生え際が後退していって、中央部分だけ毛髪が残っている状態を意味します。まるで、昔のヤンキーが剃り込みを入れているのと同じようで、髪型によってはあまり進行具合がわからなかったりもします。
そもそも、額の生え際は産毛もありますし、前髪を垂らしている場合、こめかみ部分が多少後退していったとして、自分自身が鏡で見ても進行がわかりにくく、多少抜け毛があったとしても短めの髪だと気付きにくいというのも致し方ないところ。毛量も著しく変化するわけではないことなどもあり、自覚した段階ではけっこう進行してしまっていることが多いのです。そういう意味では、M字型の進行速度はどちらかといえば速いといえるでしょう。 -
O字型の進行
頭頂部が円状に薄毛となるパターンをO字型といいます。自分では直接見えない部分なので、かえって他人の目が気になったりもします。
ある程度の長さのある髪型にしている場合、頭頂部の髪のボリューム感が減ってくると、セットなどをしている時に違和感を感じることがけっこうあります。これは、髪が薄くなっていることに加えて、細く柔らかくなっていることもあって、直接見えにくい頭頂部の変化であっても、鏡を見ることで気付くわけです。
一方、短髪の人でO字型の薄毛が進行していくと、傍目には頭頂部が薄いことがありありとわかってしまうのに対して、本人は気付かないという悲しい状況になってしまいます。 -
U字型の進行
U字型の薄毛という表記はM字型やO字型に比べると、やや形状的にはわかりにくいかもしれませんが、前頭部全体の生え際が後退していった状態の薄毛状態を意味します。見た目としてはUを上下逆さにしたような形状で額の薄毛部分が拡がっていくといった方がイメージしやすいかもしれません。そうしたこともあり、A字型と呼ぶこともあり、こちらの方が額から頭頂部に向かって薄毛が進行していくイメージに近いかもしれません。
もともと額が広い人の場合、初期的には生え際全体が後退していくため、M字型より進行に気付きにくいケースもあります。一方、M字型でも中央部が後退していくとU字型になりますし、O字型と同時進行するケースもあります。
ハゲは遺伝による継承を受けない

薄毛は遺伝するもので、父親や祖父が薄毛だと自分も将来は薄毛になってしまう……と諦めている人も多いかと思いますが、実は薄毛は遺伝するものではないのです!
それまで存在していた毛髪が抜けやすくなったり細くなったりして、新しい毛髪の生産が足りなくなってくると毛髪が薄くなってくるわけです。その原因とは毛根や毛母細胞の酸素不足であり栄養不足であるわけですが、そこに至る過程や要因はケースバイケースあるのです。
男性ホルモンは発毛に悪影響を及ぼさない

男性ホルモンが薄毛の原因というのも疑わしい面があります。男性ホルモンの分泌量が多くなるのは青年期から壮年期ですが、大半の男性がこの期間で薄毛になるならいざ知らず、頭髪の薄毛は一部の男性にしか見られません。
なお、男子ホルモンではなく、思春期以降に分泌する性ホルモンはヒゲや恥毛などに影響するものですが、小さい頃から生えている頭髪は性ホルモンに影響されません。
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東田 雪子さん
エステティシャン引用元:株式会社ルチア
https://www.lucia-jp.com/ -
- 経歴
- 株式会社ルチア代表取締役
1988年厚生省認可社団法人日本厚生協会認定一級健康美学とエステティック技能士資格取得
1989年第3回サンテ・エステティシャンコンクール優勝
1990年エステティックスペシャルカウンセラー資格取得
その後株式会社ルチアを設立し育毛への研究開発に着手。
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- 薄毛に悩む方へ
- 薄毛は簡単に治ります。エステティシャンとして長年美肌づくりに携わってきた私は、髪と肌の成分が同じと知って、自分の髪の悩みを解消すべく、髪の研究に没頭しました、そして、薄毛が治ることを確信しました。日焼けなどで失われてしまった表皮が再生するように、何らかの理由で失われてしまった髪も、適切な手入れを施せば必ず蘇ります。